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冬の宇治橋

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今朝の日の出は6時52分。一年で最も日が昇るのが遅い季節です、そう来週は冬至です。

6時45分、神宮内宮前に到着。すでに宇治橋の前には20人程の人だかりが出来ています。

この人たちと私の目的は同じです、宇治橋からの日の出の撮影です。

冬の2か月位、島路山から昇る太陽が、宇治橋のたもとにある神明鳥居の間から望めるのです。

特に冬至の前後、数日間は真正面からの日の出が見られる、ちょうどダイヤモンド富士のような感じです。

但し、地平線から昇るのではないので、しばらくじっと待たなくてはなりません。

寒波の影響で、すこぶる寒い。耳が痛くなります。

待つ間には上空の強い風のせいで、雲がたなびき、山の端をうろちょろします。

こいつらが邪魔をすると、せっかく辛抱しているのに、その努力が水泡と消えてしまうのです。

待つこと50分。

心配した雲も気持ちが通じたのか消え去り、日の出を拝することが出来ました。

ダイヤモンド富士ならぬ「ダイヤモンド宇治」なんて不謹慎か。

今日一日、何かいいことがありそうな気がした朝でした。